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土地売買

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土地を売却しようと決断した時に1円でも高く売りたいと考えるのは当然です。
不動産(土地・建物)に限らず、高く売るためにはタイミングが重要です。
需要が多いときにタイミングを見計らって売却することができれば良いですが、売り急いでしまった場合は、殆どの方が損をしてしまうことが多いです。

最近ニュースで大きな話題にもなりましたが、コロナの影響で人気ファミリーカーの製造減産が発生しました。
結果、中古車市場は新車価格を上回る等の過去に例のない出来事が起き、コロナ前に新車で購入した方が、タイミングを見計らって売却したことで、新車価格より数十万円も高く売却できた事もテレビのニュースで取り上げられるほどです。

このような事は、土地売買でも同じ事が起きます。
それでは事例を基にお話しします。
場所は、公共交通機関の整っているエリアで人口は約20万人の地域です。
中高層の商業施設やアパート・マンション、一戸建て住宅が立ち並び、
場所によっては僅かに畑も残っているような場所でした。

このような場所で、過去に大きな相続が発生しました。
実はこの地主さん、生前対策を何もしていなかったのです。
対象者は80代、不動産の利活用は月極駐車場か、生産緑地(農地)が多く、いわゆる税金対策(固定資産税・相続税対策)は一切していませんでした。
その理由は「建築会社の営業が毎日しつこくうんざりしていたから」
こうなってしまうと、配偶者や子ども達の話も聞き入れることは難しくなります。

その理由は、配偶者や親が亡くなった時の話を持ち出して、相続人たちが税金等で困らない為に対策をしてほしいとお願いしなければならないからです。
建築会社からしつこく責められ、親族からも税金の話をされると殆どの方は聞く耳を持たなくなります。
その結果、健康で意思疎通ができている時期に、生前対策を行うことはできず、相続が発生してしまいました。

その結果、相続税対策を実行することができず、相続税を収める為だけに、多くの土地を相場価格より大きく下回る金額で、土地を売却することになりました。

このようなことは、身近に起きることも十分にありえるので、なるべく早い段階から相続に強い不動産会社や、相続税務や法務に特化している専門家と、相談することでこのような出来事は回避できます。

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